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お客様の声インタビュー ~第1回 K様ご夫妻

第1回  K様ご夫妻 アドバイスしてもらえた時は、本当に気持ちがほぐれました。想定よりも高い金額で解決してくれたので、「やるな」と思いました。

お二人が遭われた交通事故はどういうものでしたか?

【ご主人】
今年の2月のお昼ごろ、妻と2人で車に乗って信号待ちで停車していたところへ、後ろから突然ドーンと激突されました。そのときのすごい音が印象に残っています。

【奥様】
事故直後から首がおかしく、なんだか気持ちが悪いなという感じになって、だんだんつらくなってきました。
警察の方が来た後に救急車も呼ばれ、それで病院まで運んでもらいました。
ところが、最初に運ばれた総合病院では、CTとレントゲンを撮って異常がないと言われただけでした。
翌日も同じ病院へ通院したところ、3時間も立ったまま待たされた挙句、医師の態度は横柄で、「むち打ちだね」と言われただけだったり、診断書にも記載ミスがあったりと、とてもショックでした。

【ご主人】
私も、事故当日の夜から首と腰が痛くなり、翌日は妻と一緒に通院したのですが、もうここは通えないな、ということになり、縁故のあった接骨院の先生に紹介してもらって、夫婦とも別の病院に転院しました。

【弁護士からのコメント】
よい病院に通わないと治るものも治らず、病院側の対応が悪いとかえってそれで苦労してしまい、病状に悪影響を及ぼしかねません。そのため、病院選びは大事だという視点でサポートさせていただいております。
このご夫婦の転院先病院・接骨院は、お話を伺うかぎり、交通事故の患者治療にも理解があり、特に問題がなさそうでした。

弁護士に相談しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?

【ご主人】
現場検証に立ち会った際、完全に相手が悪いということで警察の方も「もうこれは間違いなく100-0です」と言われ、ホッとしたのですが、同時に複雑な気持ちにもなりました。
この先仕事をしながら、自分一人で保険会社と交渉するのはとても不利になる気がして、まず味方が欲しかったですね。
私の保険には弁護士費用特約が付いていました。
この特約は、加入している本人だけでなく、その2親等が対象で、親とか同居してなくても使える場合があり、かなりカバーしているなと思いました。
そこで、職場の同僚に弁護士さんの知り合いがいないか聞いてみたところ、学生時代の同級生で弁護士さんがいるというので、さらにそのつてを通じて、交通事故に詳しい弁護士さんを紹介してほしいとお願いしました。
その結果、職場の同僚の彼から紹介してもらった弁護士さんに、交通事故に詳しい弁護士さんということで阿部先生を紹介してもらい、面談することになりました。

【弁護士からのコメント】
このご夫婦は、ご加入の保険に弁護士費用保障特約が付帯していました。この特約は、ご主人がおっしゃっているように、カバーする範囲が広い優れた保険です。
ご自身の保険、またはご家族の保険に弁護士費用特約が付帯していないか、ご存じない方も多いので、ぜひ確認してみてください。

阿部弁護士の最初の印象はどうでしたか?

【ご主人】
弁護士さんって、なんか本当に堅苦しい感じのイメージがものすごく強かったです。
でも、阿部先生は話したときにすごく話しやすかった。話しやすいってことは、もうとにかくまず第一印象としてすごく好感がもてますよね。弁護士さん一般に対して抱いていたイメージとは全然違いました。

【奥様】
私が、痛みで仕事も家事もとても辛い状況についてお話ししたときの対応も、親身になって考えてくれる先生なんだなと感じました。何でも言えるなと。
阿部先生には、「もう通院するの面倒くさいよ」と言えるかもしれないけど、他の先生だったら言えなかったかもなって、逆に分かってくれる人がいたんだと思いました。

【ご主人】
分かってくれる人がいた。だから、味方ができたなっていう感じはありましたね。
最初の面談時に、通院の方針やポイント、この先の流れなど、分かりやすく説明してもらいました。
治療の途中で、まだ首が痛いので病院へ通いたいんだけどと言っても、保険会社に「詐病じゃないか」みたいに言われたらどうしようとか、不安でいっぱいでしたが、説明を聞いて安心しました。

【奥様】
せつないですよね。だって、私たち被害者がちっちゃくなっちゃうわけですから。本当に痛いのに、信じてくれないとか。

【ご主人】
そういうときに、やっぱり阿部先生がついていてくれていると思うと心強いですよね。そういう心の支えとしても、ものすごく助かりました。

【奥様】
実は、定期的に通院するのは、仕事しているから本当は嫌でした。どうしようかと思っていたところだったんですが、「通院しなければ治らない、よりよい形で解決するために気持ちを切り替えましょう」ということで、身体を治すのも仕事のうちという意味合いのことをすっと自分の中に入ってくるかたちでアドバイスしてもらえた時は、本当に気持ちがほぐれました。
また、駄目なものは駄目ということもはっきりと教えてくれました。

【ご主人】
結果的には夫婦そろって怪我が治って本当に良かったです。

【弁護士からのコメント】
お二人から「話しやすかった」「わかってくれる人だった」「親身になってくれた」「味方ができたと思った」とのお言葉をいただき、とても感激しました。

けがを治すうえでは、通院して治療・リハビリをしっかり受けることが大事です。そういう意味では仕事として捉えてでも、とにかく通院していただくことで、このご夫婦のように治る見込みも高くなります。
万が一、後遺症が残ってしまうということになれば、それはそれでやはり治療に通っていなかったら不利になってしまいます。
このご夫婦は、私と一緒に考えた通院計画にしっかりと取り組んでいただけましたし、最終的には治癒したので、とてもよい結果で終わることができました。

当初運ばれた病院から転院した後の経過をお話しいただけますか?

【奥様】
最初の病院は、反射のテストとかいろいろな検査があるのに一切してくれないのでびっくりしました。
「大丈夫、大丈夫。2週間安静にしていればいいですから」と言われても、現実にはお休みが取れないので、「じゃあ休めなければ治らないということか」と思いました。

【ご主人】
それで当初の病院はすぐに転院し、縁故のある接骨院に通い始め、その接骨院の先生からご紹介いただいた整形外科へも並行して通院しました。
整形外科の先生って、接骨院を否定的にとらえる方が多いみたいですが、私が紹介された整形外科の先生は、接骨院の先生を養成する学校の先生だったらしくて、交通事故のリハビリなどを全部よく知ってらっしゃいました。
そのため、阿部先生からも「通院先の選び方は大丈夫そうですね」というコメントをいただきました。
また、転院した後は当初の病院にどういうことを話しておき、カルテや診断書にどう記入してもらうかということも、阿部先生からアドバイスをもらいましたので、早速実行しました。

【弁護士からのコメント】
転院にあたっては、転院前の病院に何も断りを入れずそのまま放置すると危険です。
状況に応じ、弁護士からアドバイスを受け、転院しようとする病院に必要事項を伝え、しっかりと事後処理しておくことが大事です。
また、接骨院・整骨院に通院する場合、整形外科へも並行して通院する必要があります。この点は、通院計画を立てるにあたって、適切なアドバイスを心がけています。

通院は最後まで当初の計画通り順調でしたか?

【ご主人】
途中、接骨院が水漏れで、1ヶ月ぐらい営業できなかったんです。
それでどうしようかと阿部先生に相談し、接骨院の代わり整形外科にかかることになりました。
病院が6時までだったので勤務が定時上がりの日に急いで病院へ向かうなどして頑張って通院しました。

【奥様】
整形外科が近場だったので何とかなりましたが、遠方の場合は厳しいですね。

【ご主人】
あとは、通院5ヶ月目に入った時点で、加害者側保険会社から、まず接骨院に対して、ものすごくプレッシャーがかかりだしたようです。それで、接骨院の先生が途中で保険会社の圧力に屈してしまいました。

【奥様】
接骨院の先生に「症状が残っている気がする」と言っても「過敏になっているだけだから、大丈夫。痛かったら自分たちで支払うような感じでおいで」と言われてしまいました。
整形外科の先生は、「気にせずにおいで」とおっしゃっていただいて、「まだ痛いでしょ?」と言って、指先を見たりいろいろしてくれました。

【ご主人】
その点はその整形外科の先生のほうが圧力に屈さずに強かったですね。病院側で保険会社に提出する書類を出すにあたっても、前もって先生が私たちに問診し、しっかりと相談に乗ってくれました。
阿部先生と相談した限りでは、接骨院の先生としてもまだ治療継続をがんばる方法はあったんだけれども、これ以上接骨院の先生に無理はさせたくなかったので、接骨院での治療は5ヶ月で終了し、あと1ヶ月くらいは整形外科のみに通院しました。

治療終了のタイミングはどのような形で決まりましたか?

【ご主人】
そろそろ通院が6ヶ月になる頃、今度は保険会社が病院の治療費も打ち切るという話になってきたのですが、僕らもそのころにはだいぶ症状が軽くなっていたので、阿部先生とも相談して治療を終了させることにしました。

後遺障害の申請についてはどのような相談をされましたか?

【奥様】
阿部先生からは、念のためということで、画像との照らし合わせで、痛みとしびれの部位がちょうど一致するところがあるかどうかをチェックして、それを必ず後遺障害診断書に書いてもらうなど、後遺障害の申請についての説明はいろいろとしてもらいましたが、だいぶよくなっていたのでそこまではいかなくてもいいかなとお話ししました。

【ご主人】
心情的に、もう本当に「もう半年通って疲れたね」みたいなところがありました(笑)。
それで、「後遺障害の申請はせず、スピード解決の方向でやりましょう」というご提案をもらい、お願いしました。

【弁護士からのコメント】
加害者側の保険会社は、定期的に医師へ面談し、場合によってはその際の傷病の状況や今後の見通しなどについて書面での回答を求めます。この医療調査の結果が、後の交渉や裁判、事前認定の場合は自賠責保険の後遺障害等級の審査に大きな影響を及ぼすことがあります。
ご自身の感じている症状と違うことが書かれ提出されてしまわないよう、ちゃんと問診して相談に乗ってくれるような整形外科医にかかることが重要です。
なお、このご夫婦の場合、症状の残存が若干であったため、後遺障害等級の申請をしても等級が認定される可能性は低く、審査のために無駄に時間がかかるだけの結果となりそうであったため、よく協議させていただいたうえで、後遺障害等級の申請はせず、スピード解決を図る方針とさせていただきました。

【ご主人】
交渉開始当初、保険会社から阿部先生を通じて賠償金額が提示されてきたのですが、阿部先生が請求しようとしている金額と対比すると、かなり開きがあるわけですよ。なので、この保険会社の提示額にある程度乗せた金額で解決するとなると、大体落とすところは多分この真ん中ぐらいかなと思ってたんですね。だけど、実際にはそれよりも上のあたりで落としたので「やるな、かなり取ったな」と思いました。
阿部先生から、弁護士さんだけがどんなにがんばっても駄目なんだと。やっぱり僕ら被害者が、ちゃんと治療計画に沿って通院して、病院とも打ち合わせて、弁護士さんとも打ち合わせて、適切な治療を受けてきたという積み重ねがあって初めて適正な補償につながるという話なんですということを聞いて、すごく勉強になりました。
ちゃんと治療に専念しないでいたのに、途中治療が抜けちゃったけど後遺症残っちゃったから「先生、これぐらいは取ってくださいよ」っていっても無理ですってことなんですよね。

【弁護士からのコメント】
ありがたいことに、おふたりにはかなり私のことを信頼していただけたので、交渉はこれまでの積み重ねを思いっきりぶつけていくということでスムーズに進みました。事件のよりよい解決には弁護士の力だけでは困難を伴う場面が少なくありません。
このご夫婦の件は、まさにご本人・弁護士との二人三脚が功を奏したといえます。

弁護士としてはこの金額までは賠償金を獲得できるな、という見通しがあったのでしょうか?

【弁護士 阿部】
うん。ありましたね。ここまで伸びなかったら、裁判やったほうがいいんじゃないかとか、そういうのもあるわけですよね。例えば、50万60万伸びる可能性があるんだったら、絶対裁判やったほうがいいと思うし、5万10万の世界だったら、1年裁判やるより早くお金取ったほうがいいという考え方もあると思うので、そこはご相談させていただきながら、ご本人のご希望を聞いてっていうのはあるんですね。

【ご主人】
それは先生を信頼してるんで、先生が「もうこれで。これ以上はもう無理だよ」って言われたら、それは無理だと。

【弁護士 阿部】
痛みが残っちゃってお金取るっていうよりは、「ちゃんと治療に専念して、身体が治って、その間に不便していた分はちゃんときっちり補償してもらいましょう」という、それが一番幸せな形なんじゃないかな。

【ご主人】
そうですね。すっきりしました。本当に。阿部先生に頼んで、もうすっきり。もうすっきりしました(笑)。

【奥様】
阿部先生のおかげです。

【弁護士 阿部】
ありがとうございます。

【ご主人】
もし次に、もし、もしですよ。万が一、なんかこういうことあったら、もう間違いなく阿部先生に相談しますね。

最後に

K様、本インタビューのためにお時間を割いてご協力いただき、本当にありがとうございました。

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