解決事例
面談時にアドバイスした結果、複視で13級が認定され、合計839万円を獲得した事例
被害者 | 40代 女性 主婦 | |||||
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後遺障害等級 | 13級2号 | |||||
受傷部位 | 顔(目・鼻・口) | |||||
被害内容 | 左眼窩内側壁骨折、頸椎捻挫 | |||||
獲得額合計(自賠責保険金+解決金) |
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1ご相談内容
知人の運転する車に同乗していたところ、赤信号停止中に後ろから追突された事故でした。特にお困りのことはなかったようですが、交通事故の事はよくわからず、弁護士費用特約もついているからということで、ご相談にいらっしゃいました。
2サポートの流れ
相談の際に、複視の症状があるとのことでしたので、必要な検査のアドバイスをしました。
受任後に検査の結果をお聞きしたところ、後遺障害等級が認定される可能性のある程度の複視であることがわかりました。
弊所で書類を揃えて後遺障害等級の申請を行い、13級が認定されました。その後、示談交渉の際に相手方損保会社に提示を求めたところ、自賠責保険金程度の慰謝料と後遺障害逸失利益しか認めないという内容でした。
その後も交渉を重ねましたが、労働能力喪失率が5%、労働能力喪失期間が5年と、低い金額での厳しい回答が続きました。
対策として、以下の3点を主張しました。
①複視が原因で生じた首・肩の凝りや頭痛の症状を確認し、生活や家事への具体的な影響を確認した。
②相手方損保会社の主張する後遺障害逸失利益の計算は、ムチ打ちの14級における取り扱いなので、本件にはあてはまらない旨を書面にまとめた。
③裁判例の調査を行い、労働能力喪失率9%、労働能力喪失期間67歳までと判断した裁判例を見つけた。
3解決内容
後遺障害逸失利益に関しては、こちらの主張通りの金額(労働能力喪失率9%、労働能力喪失期間67歳まで)で示談することができました。
4弁護士の所感・解決のポイント
本件は、左眼窩内側壁骨折により複視の症状が出ていた大きなおケガでした。
最初にご相談いただいた時には、賠償や後遺障害のことに詳しくないけれども、とりあえず相談しようというご様子でしたが、弁護士から症状の確認を行い、必要な検査をアドバイスしたことにより、後遺障害等級が認定され、しっかりとした賠償金を獲得することができました。
ご相談者にも、こんなにいただけるとは思っていなかったとお喜びいただきました。大きなケガをした時には早めに弁護士へ相談することをお勧めします。
また、最初は複視の症状のみを伺っていましたが、相手方損保会社へ主張するためにより詳しく話を伺うと、複視以外にもいろいろな症状があり、日常生活に影響が出ているということがわかり、しっかり賠償を獲得しないといけないと感じた事案でした。
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