解決事例
高次脳機能障害の方につき、約2倍の賠償額5000万円を獲得できた事例
被害者 | 60代 女性 | |||||
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後遺障害等級 | 5級2号 | |||||
受傷部位 | 頭部 | |||||
被害内容 | 外傷性くも膜下出血、高次脳機能障害ほか | |||||
獲得額合計(自賠責保険金+解決金) |
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1ご相談内容
事前認定にて、後遺障害等級5級2号(高次脳機能障害)を獲得後、相手方保険会社より示談金が提示されたがこの金額が妥当なのか、また今後の生活のことを考えると不安があるとのことで、弊所へご相談にいらっしゃいました。
2サポートの流れ
まずは、症状固定後の治療、リハビリの際にかかった費用を確認し、今後続く治療やリハビリに関してどの程度の金額が発生するのかについて、わかりやすく資料作成を行いました。
また、要介護認定書類を取り付け、将来介護にかかる費用についても調べを進めました。併せて、将来介護費が認定されている本件に類似の裁判例を探し、交渉に挑みました。
3解決内容
上記の結果、将来介護費が認められるか、裁判例上、結論が分かれる5級という等級であるにも関わらず、当方主張通りである1日3000円を平均余命まで認められました。この1日3000円という将来介護費は後遺障害等級5級で認められる裁判例として最高水準の金額でした。
当初の提示では、0円という提示でしたが、上記作成書類や裁判例を準備した上での交渉により、1364万円までアップすることができました。
将来介護費に関しては、被害者側が証拠を集めた上で、必要性の主張を行わないと認められないことも多く、弁護士に依頼していない場合に自分で主張を行う事は非常に難しい部分となります。弁護士の介入により、大幅な増額が行えたことは弊所としても非常に喜ばしい点でした。
また、休業損害に関しても、当初の提示では、自賠責基準金額で算定されていた金額80万円を、弊所の介入により、裁判基準のほぼ満額340万円まで引き上げることに成功しました。
4弁護士の所感
将来介護費が訴外で1日3000円認められたことで、円滑かつ適切な解決を行うことができました。また、今後の生活への不安を少しでも拭える結果になったものと感じております。
示談金の提示を受けて、その金額が適切であるかどうかの判断を自分自身で行うことは非常に難しいです。少しでもご不安な点があれば、弁護士に相談していただくことをお勧めします。
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