

解決事例
治療中からご相談いただいたことで9級が認定され、約2600万円を獲得できた事例
被害者 | 50代 男性 自営業 | |||||
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後遺障害等級 | 併合9級 | |||||
受傷部位 | 顔(目・鼻・口) | |||||
被害内容 | 顔面の多発骨折、咀嚼障害、嗅覚障害 | |||||
獲得額合計(自賠責保険金+解決金) |
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1ご相談内容
被害者の奥様から、バイク事故で被害者が入院しており、入院中の対応や後遺障害への対策などについてお問い合わせがありました。ご面談では、初動の段階から必要な検査(MRIなど)のほか、過失割合で争いが発生した時の為にドライブレコーダーの確認をアドバイスしました。
2サポートの流れ
治療中のサポートとしては、症状に応じた必要な検査をアドバイスしました。また、顔面の骨折などの大ケガであり、休業損害の内払も交渉しました。損保会社は休業損害の内払いを渋る様子でしたが、ケガの大きさ等を伝え、適切な額を内払いするよう交渉しました。後遺障害認定の申請では、必要な検査を受けているか、複数の診療科(耳鼻科、整形外科)の診断書に必要事項が記載されているかをチェックするなどのサポートを行いました。
3解決内容
治療中からサポートを行い、必要な検査を受けるなどの対策を行った結果、咀嚼障害などにより後遺障害等級併合9級が認定されました。
示談交渉では、逸失利益が主な争点となりました。損保会社側は、咀嚼障害が業務に影響するのか、収入の低下とつながっているのかという点を争いました。
そこで、痛みで歯を食いしばれないことで力仕事に影響が出ているなど、依頼者様から聞き取った事情と逸失利益とのつながりを詳細に主張しました。その結果、逸失利益や慰謝料などを合計し、2000万円で示談することができました。
4所感(担当弁護士より)
咀嚼障害による逸失利益については、被害者に不利な判断がされた裁判例もあります。しかし、本件では、実際の被害に応じた賠償金が得られたかと思います。
賠償金を適切に獲得できた要因は、治療中から具体的な事情をいろいろお聞きしていたこと、症状に応じた後遺障害等級が認定されたことです。入院中のタイミングでお問い合わせいただいたため、比較的早い段階で対策を打つことができ、後遺障害認定の申請を準備できたことが大きかったと思います。
また、治療中からご依頼いただいたことで、実際の症状や生活への影響などを具体的に把握することができました。そのおかげで、損保会社への主張も具体的な内容になり、適切な解決につながったと考えます。交通事故の被害に遭われた方は、まずお早めにご相談されることをお勧めいたします。
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