骨折による後遺障害で約465万円獲得した事例

             

被害者	40代　女性　会社員
後遺障害等級	14級9号
受傷部位	下肢（足・ひざ・股関節）
被害内容	骨盤骨折、下肢挫傷
獲得額合計（自賠責保険金+解決金）	サポート前 サポート後 提示なし 約465万円

1ご相談内容

ご相談者は、バイク乗車中に自動車との右直事故に遭い、骨盤骨折で入院するという大きなケガをされました。
通院中に、当事務所が整形外科で開催した出張相談会へお越しいただき、ご相談いただきました。その後、「他の法律事務所にも相談して検討した結果、シーライトへ依頼したい」というご連絡をいただき、ご依頼の運びとなりました。

2サポートの流れ

子育て中に事故に遭い、家計が苦しいとのご相談がありましたので、まずは相手方損保に対し、休業損害の賠償金を仮払いするよう交渉しました。

その結果、仮払いを受けられることになり、生活費の心配をせずに治療に専念いただけるようになりました。また、後遺症が残ってしまった場合に備えて、受けるべき治療や検査についてアドバイスをいたしました。

治療を続けましたが、残念ながら臀部に骨盤骨折後の痛みや神経症状が残存してしまったとのことでしたので、自賠責保険に対し、後遺障害等級認定の申請を行いました。当初、自賠責保険は後遺障害等級を認定しませんでした。しかし、症状固定後も症状に悩んで通院を継続しておられるという状況であり、治療状況や検査結果を踏まえると、これまでの経験から14級の認定が見込めると判断しました。そして、ご依頼者との協議の結果、異議申立を行うこととしました。
異議申立においても等級は認定されませんでしたが、自賠責保険・共済紛争処理機構に申請を行った結果、最終的には14級の認定を受けることができました。そして、14級を前提に示談交渉を行いました。

3解決内容

示談交渉の争点であった休業損害は、交渉の結果、高額の提示を引き出すことができました。さらに、後遺障害慰謝料については、裁判をした場合の最大額を獲得できました。また、逸失利益や入通院慰謝料についても、裁判外での交渉の最大額を引き出すことができました。

4所感（担当弁護士より）

後遺症が残ってしまった方の中には、症状固定後も自費で通院するほど症状に苦しんでおられる方もいらっしゃいます。

今回のご依頼者も、重いおケガを負い、症状固定後も症状に苦しんで通院を継続しておられました。諦めずに適正な後遺障害等級の認定を目指し、また示談交渉を行った結果、適正な解決を導くことができたと自負しております。

本件の依頼者の方のように骨折などの重傷を負われた方は、早期にご相談いただければ後遺症が残ってしまった場合に備えたアドバイスをいち早く差し上げることができます。骨折等の重症を負われた方は、なるべく早く、専門家へご相談なさることをおすすめします。

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